あなたと言う人は、一面ではなく多面体です。その内の一面しかみていないから、闇は訪れるのです。

私自信もそうでしたから、そんなに偉そうな事は言えません。しかし、今となっては多少なりとも闇からの抜け出し方をお伝え出来るんじゃないかと思っています。

心の闇が訪れる一つの理由としては、あなたが一番気にしている(ウィークポイント)イヤだと感じる部分、その一面しか見れなくなっている時に訪れます。

あなたと言う人は、いくつもの面を持っているハズです。例えば、女性である。身長が何cmである。目が見える。それから、◯◯の仕事をしていると言ったことから、様々な面を持っているんですね。

数え上げたら切りがない程、あなたと言う人はたくさんの面を持っています。その内のいくつかの面を見ては、つらい苦しいと思ってしまうのですね。

例えば、30代で独身と言った様なたった２つの要素です。

しかしながら、それがとっても大きい要素だ!!って、思っていると思います。それでも、あなたと言う人からすれば、同じ様にある一面でしかあり得ないんです。

それを大きく捉えているのは、紛れもなくあなた自信です。今までのモノの見方や世間一般の常識などから、それは良くない事だ、みたいに刷り込まれてしまっているのです。

それゆえ、どうしてもその部分がクローズアップされてしまい、自分はもうダメだって言う事になってしまいます。それこそが、闇に捕らわれる原因の一つなのです。

例えば、こんなのはどうでしょうか?

よくある’だまし絵’と言われているモノです。良く見てみて下さい。とっても綺麗な海ですよね～。そんな気分で見ることが出来ないかもしれませんが、チョッとゆっくりご覧になって見て下さい。

分かりにくければ、画像をクリックすると拡大されます。夕焼けでしょうか?とっても綺麗な海の風景ですね。しかし、だまし絵と言うくらいですから、何かが隠されています。

チョッと分からないって方は、拡大したり、チョッと遠目から眺める様にしてみて下さい。

なぜこんなだまし絵を?

それは、見方や捉え方の良い例だからです。このだまし絵を見る前に、私はあなたに刷り込みをしました。

「良く見てみて下さい。とっても綺麗な海ですよね～。」

その瞬間、あなたの中ではこの絵は海の絵である、とインプットされたハズです。

つまり、すでに見方を限定されてしまったワケです。確かに私が「海だ」と書きましたが、それを海だと認識したのは紛れもなくあなた自信のハズです。

これこそが、思い込みの原点です。

そうすると、もう海にしか見えなくなってしまうのです。しかし、この場合は’だまし絵’だと言う事がすでに分かっていますので、違った見方をしようとトライするハズです。

しかし、こと自分の事や現実界の事になると、そうは思えないんですね。私は思い込んでいない、なんて思ってしまいます。不思議ですよね?

しかし、本当はこのだまし絵と同じ様に、あなたには色々な面があり、それらを総合してあなたと認識出来るハズなんです。

だから、ある一面を見てもうダメだと思うことの方が、不自然なのです。

例えばこのだまし絵、海にしか見えない人にはどうやって見ても「海」にしか見えないでしょう。しかし、ホンのチョッとだけ見方を変えれば、別の見方(違う絵)が浮かび上がってきます。

心の闇も全く同じなんです。

あなたがそこに気づき、ホンのチョッとだけ見方を変えた途端、違ったモノが見えてくるハズです。それが光であったり、希望であったりするんですね。

あなたは小さい頃から今までに、たくさんの思い込みを作ってきてしまいました。それは、親から教えてもらったことかもしれません。学校で習ったことかもしれません。あるいは、テレビなどで知ったかもしれません。

それらの情報に良い悪いはないのです。そこに良し悪しをつけているのは、その人本人なんですね。見方や捉え方も同様です。

少し長くなってしまいましたが、あなたの思い込みに気づいて頂けたらと思います。

このだまし絵の答えは、別の記事で回答することにします。

⇒思い込みを消去する方法