常識を疑うって、例えばこうゆうこと

常識を疑う前に知っておきたいこと。

それは、あなたの常識はあなただけのモノだと言うことです。

あなたの常識は、ある人にとっては非常識。そして、ある人にとっての常識はあなたにとっての非常識だってことがたくさんあるってことです。

そんな事ない!!

一般常識も知らないのか!!

なんて声があがってきそうですが…。

人は、その人から見た現実しか見ることができません。他の人がどの様に現実を見て、どの様に感じているかは想像するくらいしかできないのです。

つまりは、あなたが今見ている現実、そしてそれを感じ取っている感情は、あなた専用のものなんですね。ですから、当たり前過ぎてその当たり前に気づくことが非常に難しいのです。

だって、そんなこと当たり前じゃん!!

そんな言葉で終わってしまいます。それ以上出てこないんですね。ですから、まずはそれを疑ってみることから始めてみましょう。

例えばなんですが、お仕事の例で見てみましょう。

多くの人が、週に5日、そして月曜日~金曜日まで働いていると思います。もちろん、シフト制や曜日が違う人もいるでしょう。そして、土曜と日曜が休みだとしましょう。

祝日や夏休み、大型連休もあると仮定しましょうか。

私はほとんどがサービス業でした。当然、土曜・日曜・祝日は出勤日にあたります。当然ながら大型連休もありません。長くても2日3日がいいとこでした。

夏休みはありませんし、年末年始においては、31日まで出勤、そして1/2から出勤でした。つまり、1/1しかお休みはありませんでした。そして、それが極々当たり前のことでした。

シフト制と言うこともあり、連休自体がほとんどありませんでしたから、ただの休みです(笑 また、週末と言う概念すらありませんでした(笑

そして、ドン底を経験し仕事探しに明け暮れ、やっとの思いで就いた職が工場勤務でした。社員ではなく派遣です。

私にとっては未知の世界です!!週5日と言うのはかなり長く感じます(笑 しかし、週末と言う概念が始めて登場します。そして、土日は休み。また、祝日、連休(夏休み、GW、年末年始など)全てが初めての経験です!!まるで、学校の様な感じですね!!

こんなにたくさん休みを頂いて良いのだろうか?

そんな疑問すら湧いてきました。休み多すぎ!!(笑

文句のつけようがない訳ですよ。私にとっては。しかし、そこで働いている人達にとってみれば、それは極々当たり前のことで、日々愚痴や文句ばっかり言ってるんですね。私には信じられませんでした。

なんでこんなに恵まれた環境にいるのに、そんなに日々不平不満が出てくるのか?なんで別の見方が出来ないのか?不思議で不思議でたまりませんでした。

でもね、悩みや文句って幸せな証拠なのかなぁ?とも思うんです。だって、ドン底の時ってそんなこと言ってる場合じゃないもん。それよりも、どうしたらいぃのか?しか、考えられませんでしたから。

ここでの例えは、誰にでも分かる様に仕事に関する例を書いてみましたが、あなたにとっての常識って別の人にとってみれば非常識であることが多いのです。

そんなの当たり前じゃ~ん、の中にあなたの当たり前が潜んでいます。もしそれが当たり前じゃなかったとしたら?普通に歩けることが当たり前ですか?普通に見えることが当たり前ですか?

そう言った気にも留めなかった常識の中にこそ、本当の奇跡が眠っていたりするんです。ただ気がつかないだけで。今生きていることもそうかもしれませんよね?



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