感情には良いとか悪いってないの?
もしかしたら、あなたも耳にした事があるかもしれませんね。人には、様々な’感情’と呼ばれるモノがあります。喜怒哀楽。あなたもご存知でしょう。
よろこび、いかり、かなしみ、たのしみ。
これらは、人の4大感情ですね。みんなそれぞれ、この感情達をかんじられる様になっています。そして何より、この子たちに良いとか悪いとかって言うのはないのですね。
例えるなら、’方向’。上下左右。うえ、した、みぎ、ひだり。みんな’方向’を示しますが、指し示す方向が違うだけで同じ方向である事には変わりはありません。
そこに、良し悪しはありませんよね?
実は、感情も同じだったのです!!喜んでいる時、楽しんでいる時は良い時で、怒っている時や悲しい時は悪い時って事ではないのです。
確かにこの怒りや哀しみって言うのは、心地よさは感じないかもしれません。しかし、この感情達も何も悪気があって存在しているのではありません。
方向も同じ。右がなければ左が存在出来ないんです。上下もそう。天地があるから、上とか下とかって認識する事が出来ます。
季節もそうですよね?寒い冬があるからこそ、暖かな春が待ち遠しい訳です。
感情も同じなんです。つらさや苦しさがなければ、嬉しさや楽しさが認識出来ないんですね。我々人間ってヤツは。
この今感じている感情が何なのか?それが分からないんです。それらを理解する為に、様々な感情達がいると思って下さい。
そして、その感情達が出てきた時には、常にウェルカムしてあげましょう。例えば苦しい時。
あぁ、私は今苦しいって感じてるんだぁ。
って理解してあげる事が大切です。で、あまり心地よくはないかもしれませんが、苦しいって言う感情をたくさん味わって下さい。胸が切なく痛い感じがするかもしれません。
でもね、つらい、苦しいって感情が出てきたって事は、今あなたにその感情を味わって欲しいから顔を出してきたんです。だから、それをねぎらってあげましょう。
そして、ありがとうって言ってあげて下さい。
心から感じ切ってあげると、その感情達だってあっという間にどっかにいってしまうモノですよ☆