感じてはいけない感情なんてありません

以前、感情には良い悪いはないですよ、って記事を書きました。こちらも合わせてお読みになると、理解が深まります。

心が闇に捕らわれていると、「つらい」とか「苦しい」と言った様な感情達が顔を出してきます。

そして人は、その感情を感じると不快感を感じるモノです。もっと言うと、その感情は感じたくない、と思ってしまうのですね。

私もズッとそうでした。とにかくつらく苦しい毎日でしたから、少しでも早くそこから抜け出したいと思っていました。

だって、つらいのイヤだし、苦しいのもイヤだと感じていたからです。

しかし、それらの不快感情と言われる感情達も、悪者ではありませんし、あなたに嫌がらせをしているわけでもありません。

ただ単純に、あなたに’今’その感情を味わって欲しいからこそ、顔を出してきたんですね。

楽しいや嬉しいも基本は同じです。

その時のあなたに感じて欲しいから、楽しいとか嬉しいと言う感情達も顔を出したに過ぎません。

で、その感情を感じている時にはとても心地良いので、ズッと感じていたいとすら思いますよね。そして、その時に思いっ切りその感情を味わうと思うのです。

だから、嬉しいとか楽しいって感情は、あなたが感じ切ってしまうからスグにどこかに言ってしまいます。その為に、嬉しいとか楽しいはあっと言う間に過ぎていってしまう感じがするのです。

反対に、つらいとか苦しいと言った不快感情の場合は、感じて欲しいから顔を出したのにも関わらず、あなたがなかなか感じ切らないものですから、いつまでもいつまでもそこにいるのです。

ですから、苦しいとか悲しい時も嬉しいとか楽しいと同じ様にたくさんたくさんその感情を味わってしまえば、すぐにどこかに消えていってしまいます。

正直、その感情を感じている時には、あまり心地よいと感じないかもしれませんが、とっとと素直に感じ切る様にしてみて下さい。

するとね、思ったよりも早く気持ちが楽になると思いますよ。

感情には良い悪いはありません。ですから、感じちゃいけない感情なんてのもありません。

良いとか悪いとかを判断しているのは、我々人間なのです。

同じ感情達ですから、快く向かい入れる様にしてみましょう☆

 



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