よく’心のブレーキ’なんて耳にしますが、あなたはお聞きになった事があるでしょうか?人は誰でも無意識の内に自分自身に制限をかけているモノなのです。
本来は、潜在意識の役割と言うのは、あなたが意識をしなくても安全に生命を維持したり、普通の生活が出来る様に働いているのですね。そして、体だけではなく実は’心’にも同じ様に作用しているのです!!
これは、あなたが正常な意識を保つのにも必要ですし、人間らしく生活していく上でも非常に大切な役割を果たしているのです。しかし、時としてそれが妨げとなる場合が生じてきます。
それが、いわゆる’心のブレーキ’’潜在意識のブレーキ’と言われるモノです。
元々は安心・安全の為に働いているのですが、そのあなたの当たり前が実は思い込みだったりもするのです。しかし、それは潜在意識の上での事。つまり、普通に生活している時には想像もしない様な事です。
普段あなたが頭で考えている事は、顕在意識上です。ですから、そこに含まれている情報にはないモノが内在している事になります。
例えばの話。
あなたが幼いころ、こんな事があったとしましょう。
あなたはうさぎのぬいぐるみが欲しかったのです。ある時お母さんとデパートに行きました。そして、おもちゃ売り場でその欲しいぬいぐるみを見つけました!!
あなた:「ねぇ、ママ!!コレ買って♡」
ママ:「何言ってるの。ダメ!!」
あなた:「えぇ~、イヤだ!!買って買って!!」
ママ:「もぉ、いい加減にしなさいヽ(`Д´)ノプンプン」
子供の頃のあなたには為す術もなく、ただ悲しくて悲しくて切ない思いをしただけでした。
これは、どこにでもある親子の光景だと思われます。別にぬいぐるみじゃなくても良いのです。お菓子とかジュースの類だったかもしれません。
また、そうゆう事が繰り返し繰り返し起こったかもしれません。
問題はこれからです。
今のあなたにならば、この事象はただ単純に「そのぬいぐるみは買わない」と言う事だと理解出来るハズです。しかし、子供の頃と言うのは、顕在意識よりも潜在意識が優先されていると言われています。
つまり、理性よりも感情の方が優先しているんですね。
ですから、「そのぬいぐるみを買わない」と理解せずに、こんな風に勝手に潜在意識に入り込んでいる可能性があるのです!!
- 欲しいモノは手に入らない
- 欲しいモノがあっても欲しいと思ってはいけない
- 自分は我慢しなければならない
- 自分は欲求を満たせない
コレは、あくまでも例です。
しかし、たった「ぬいぐるみ」だったハズが、潜在意識ではとんでもない誤解が入り込んでしまっている可能性があるって事なんですね。
どうですか?普段、そんな事思いもしませんよね?考えもしませんよね?思いつきさえしませんよね?つまり、潜在しているって事なんです。
しかもそれが、絶大な力を持っているのです!!
その為に、今のあなたは望んだ自分ではないかもしれないのです。潜在意識の力は偉大です。あなたが気がつかない間に、全てを司っているのです。その通りの現実を見せてくれているのです!!
もしあなたが上記の様な体験をしていたとしたら、今この瞬間にその呪縛から開放されたと言えます。どうゆうことかと言うと、気付きもしなかった事=潜在意識、それが今顕在意識で意識することが出来た=もう潜在意識にはないって事になるからです。
しかし、事はそう単純ではありませんよね?
小さい頃から繰り返し繰り返し教えられたモノ、教育されてきた事、メディアからの情報、周りの人からの影響、それこそ無数の体験を繰り返してきています。
それらが心のブレーキとなって、今のあなたに影響を与えているのです。