「あっ、あの、すいません…。借金返済が出来なくなってしまって、なんとか解決したくてご連絡したんですが…。」
「あらっ!?そう…。なんでまた、そんなに借りちゃったのぉ?」
借金の無料相談で、約10件目にしてようやくまともに話しを聞いてもらえた時の一節です。
まぁ、法律事務所で借金問題をメインにされているところでしたら、それこそ何百件/何千件と相談が舞い込んできています。ですから、大方の事は知っています。
飲食、ギャンブル、交際費、その他モロモロ…。
だいたいがそんなところじゃないですか?反対に、それ以外でサラ金から借りて、毎日が辛くて苦しいって人いるのかなぁ?って思う程です。
お小遣いが少ない、給料がが少ない、賞与カット、そんなところからついつい借りてしまった、ってのが本音じゃないですかね?
自分の勝手な思いから手を出しておいて、挙句の果てに返せなくなって辛く苦しい毎日を送っている。まさに、自業自得ってヤツですよね。
そうやって考えると、確かに相談するのってカッコ悪いし、情けない…。。意地でも相談しないぞっ!!って、思っちゃいますよね。
でもね、確かにその通りなんですが、現実をしっかり見てみると、チョッと様相が異なってくるんです。確かに借りたのは自分です。
しかし、5年も10年も経って、元金は減らない利息分だけ払っているって言うのは、おかしいんです!!それだけの年数があれば、十分に返せているハズなんですね。
そこのところが、過払い金請求の話しになってくるところなんですが…。
まぁ、それはさておき、実際に相談した時のこと。
思った以上に、親身になって話しを聞いてくれました。また、スグに何かの申し込みなんて話しには全くなりませんでした。
それよりも、どんな経緯だったのか?今どんな状態なのか?どれだけの借金があって、どれくらいの年数借りているのか?そして、自分はどうしたいのか?
そんな事を、じっくりと話しを聞いてくれました。
その後ですよ、担当の弁護士さんから直で電話があったのは。その時にも、確認の為に色々と話しを聞いてくれて、シュミレートの結果を教えてくれました。
で、納得の上でお願いをしたって感じでした。
つまり、向こうもそんなに安請け合いはしません。出来ない話しであればやっぱりムリでしょ?それよりも、なんとか解決できないのか?って、一生懸命考えてくれます。
最初の受け答えを覚えていますか?
「あらっ!?そう…。。なんでまた、そんなに借りちゃったの?」
ですよ?
正直、ビックリしましたよ。ホントに泣きそうになりました。この時ばかりは。最初に対応してくれたのが事務方の人だったので、たまたまかもしれませんが…。。