いわゆる’サラ金’に手を出し、雪だるま式に利息が膨らみ、月々の返済額は10万を超える程にまで至ってしまった管理人の「実録!!借金苦・借金の返済方法」です。
もちろん、誰にも相談なんて出来やしません。何とか、返しては借りての繰り返しの自転車操業で生きてはきましたが、ついに、
収入が途絶える事件勃発!!
で、力尽きました…ww もはやどうすることも出来ずにボー然としている時に、フと目にした「借金の相談承ります」のチラシ。普段なら、確実にスルーのハズだったが、この時ばかりは参りました。
何度となく読み返す。本当なのか?本当に借金が減るのか?チャラになるのか?弁護士費用って、どんだけかかるんだ?とにかく、頭の中を渦巻くように、色々な思考が音を立てる。
そんなチラシだけでは物足りず、web上でもとにかく知りうる単語をキーワードBOXに打ち込む。色々なサイトやブログ、掲示板、そこら中にいるじゃぁありませんか、借金地獄の渦中にいる人々が…。
なぜか、それだけでも心が安らいだのを今でも覚えています。
しかし、現実にはなに一つ変化の兆しは見えてこない。当たり前だった。だって、何も行動に移していないのだから…。
確かに、グダグダと考えているゆとりは一切なかった。即行動にでなければならない。仕方なく、片っ端に連絡を取り付けてみる。弁護士さん、司法書士さん、違いすら良く分からないままに、とにかく連絡を取る。取り続けた。
話しは聞いてくれるものの、まったくお話にならず断られ続ける。どこも相手などしてはくれない。しかし、そこで凹んでいる場合じゃない。時間も余裕すらないのだ。
支払い期限までは1ヶ月もない。でも、それまでに10万を超える額など用意出来るハズもなかった。とにかく、連絡をし続ける。それしかなかった。
10件を超えた辺りだったでしょうか?チャンと話を聞いてくれる事務所に遭遇。とにかく日がない事、お金がない事、借金をなんとかしたい事、全てをお話しました。
とにかく不安だった。もし申し込んだとして、月々の支払い額が5万を超える様だったらどうしよう…。そんな不安ばかりが募った。
この正確な額ってのは、実際に過去に遡り、借金の履歴・返済額を調べてみない事には判明しない。5年も10年も遡り、1ヶ月1ヶ月つぶさに調べる事になる。
それによって、いわゆる「グレーゾン金利」にあたる過払い金が発生している場合、任意整理と言う形で和解交渉が進められる。サラ金業者と弁護士・司法書士さんとの話し合いである。
そして、その和解交渉に入る前に、計算上から大筋の金額が求められる。それに沿った形で和解交渉が進められるのだ。
この計算上の数値(月々の支払額)が出てくるまでは、本当に不安で不安でたまらなかった。言葉では、うまく表現する事が出来ない。
何日経ったのだろうか?全然覚えていない。ある日電話がなる。弁護士事務所からだ。弁護士事務所への費用(着手金・減額報酬について)、和解予定金額(月々の返済額)の大筋の額が算出されたのだった。
封書を送るから、内容を確認の上返送して欲しいとの旨連絡がきた。その内容を確かめて、返送したと同時に申し込みになる。
そして、それを期に「一切の返済を止める様に!!」とのこと。意味が全然分からなかった。何年も何年も毎月毎月支払い続けてきた私にとって、全く理解しがたい事であった。
「えっ!?」支払っちゃダメ?どうゆうことでしょうか?先方から取り立てがくるんじゃないでしょうか?そんな疑問がせきを立てて流れ出てきた。
「もう支払いが終わっているかもしれないんだよ?払う必要がないから支払いをしないでくれ」そんな事を言われても不安で仕方がなかった。もし、取り立てがきたら?連絡があったら?
「君は、私にお願いをしたんだよね?じゃ、何かあったら、私の名前・連絡先を教えなさい。」
なんとも心強い言葉だった。「分かりました。。」
そんな感じで任意整理の道がスタートしたのであった…。